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文章: 【STRIDE LAB 別注】Teton Bros. / オクタ フリース ジップフーディ 特徴・サイズ感・別注ポイントを徹底レビュー

【STRIDE LAB 別注】Teton Bros. / オクタ フリース ジップフーディ 特徴・サイズ感・別注ポイントを徹底レビュー

こんにちは。STRIDE LAB OFFICIAL のニシカワです。  

 

秋冬シーズンの登山やアウトドアアクティビティでは、寒さと戦いながらも動きやすさを確保するためのウェア選びが重要です。

今回は、今季のTeton Bros.の新素材 「Octa Wool Highloft」 を使ったアイテムについてご紹介します。

今季はOcta®の当たり年と言ってもいいくらい、Octa®を使ったラインナップが豊富なTeton Bros.

 

その中で今回ご紹介するこの生地は軽量で暖かく、さらに優れたストレッチ性も備えており、まさにアクティブシーンで大活躍間違いなしのアイテムです。

この記事では、そんなOcta Wool Highloftの特徴や、実際の製品ラインナップをご紹介しながら、その魅力に迫っていきます。

寒い季節に欠かせない、アウトドアウェアの新たな選択肢としてぜひご参考ください。

 

Octa Wool Highloftとは

まずは生地についての特徴を見ていきましょう。

今回ご紹介する「Octa Wool Highlloft」は、今季のTeton Bros.でも数多くの生地に採用されている帝人の合繊繊維 「Octa®(オクタ®)」 と、天然繊維のウールを組み合わせたハイブリッド生地。  

オクタについて詳しく知りたい方はこちら↓のブログも併せてご覧ください! 徹底解剖!! ~Octa®(オクタ)編 ~  

オクタ、ウールともに毛足の長いフェザーヤーンを使用することで嵩高性(ロフト)のある生地になっていてます。

最近はオクタと異素材を組み合わせた生地が出始めていますが、こちらは素材の特性を最大限に活かすべく、オクタとウールをボーダー状に交互に配した編み地となっています。

 

特徴その1:ずっと着ていたくなる肌触り

1つ目の特徴はなんといってもフワフワで気持ちがいい肌触り!

毛足の長いハイロフトの生地のため、肌へのあたりや手触りが抜群にいいです。

ウールは言わずもがなオクタに関しても捲縮した加工を施しているため非常にソフトなタッチに仕上がっています。

 

特徴その2:保温性、吸汗速乾性がいい

毛足が長いということは、それだけ嵩(ロフト)が出せるので、軽量でありながらしっかりと保温性を発揮します。

また、オクタ、ウール共に複雑な繊維構造をしているため生地には微細な隙間がいっぱい。

風が抜けて行動中もオーバーヒートしすぎないことはもちろん、その小さな隙間が毛細管現象を促進するため、汗抜けも一般的なハイロフトフリースと比較して抜群にいいです。

 

特徴その3:ストレッチ性が抜群

捲縮加工を施したオクタのため、ストレッチが非常に効いているのもこの生地の特徴。

その上で、ややリラックスしたシルエットなので、身体の動きをまったく制限しないストレスフリーな着心地に仕上がっています。

これだけ聞くと、伸びきってダラーんとしてしまうんじゃないかという懸念もありますが、そこはウールとのハイブリッド生地ということでウール本来の高いキックバック性を活かして伸びてもしっかり元の形に戻ります。

 

特徴その4:汗冷えしにくい

これからの季節、絶対に避けたいのが停滞時の汗冷えによる急激な体温の低下。

夏山では多少の汗冷えは目を瞑れますが、氷点下を下回るような環境では死活問題です。

従来のポリエステル100%のハイロフトフリースは平常時は暖かい反面、(ポリエテルは保水しないため)汗をかいた際のひんやり感がどうしても出てしまいました。 その点こちらは繊維内に水分を閉じ込める性質のあるウールを組み合わせることにより、肌に触れてもひんやり感を感じにくくなっています。

 

 

Octa Wool Highloft のバリエーションはこんなにいっぱい!

オクタハイロフトジャケット

 

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Octa Wool Highlloft を使用した、ハーフジップのプルオーバー。
サイドパネルや肘から先部分はストレッチの効いたマイクロフリース素材をマッピングすることで、よりテクニカルなシーンでも使いやすくなっています。
また、肩から胸にかけてはナイロン生地をあてることバックパックを背負った際の擦れを防いでくれます。

オクタハイロフトテックフーディ

 

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続いてはハイロフトジャケットのディテールをベースに、フーディタイプとして展開しているのがこちらのオクタハイロフトテックフーディ。

 

こちらはプルオーバーではなくジップアップタイプのため、重さは出ますがそのぶん脱ぎ着はしやすいです。  

基本的なディテールはオクタハイロフトジャケットと同じ。
フードもハイロフト素材なので被り心地の良さと保温性は間違いありません。
お持ちのレイヤリングと照らし合わせてフードのあるなし、お好きな方を選んでみてください。
 

オクタハイロフトフルジップフーディ


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もう1つのフルジップタイプがこちら。

 

テックフーディよりもさらにリラックスしたシルエットに仕上げてあるので、低山のハイキングから朝晩の散歩などのデイリーユースで活躍すること間違いなし。

 

アクティビティだけでなく、シーンを問わずオールラウンドに着まわしたいという方にはピッタリです。  

 

 

STRIDE 別注アイテム:「Octa Highloft Vest(オクタハイロフトベスト)」

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そして最後にご紹介したいのがこちら。

我々もオクタウールハイロフトの生地の良さに目をつけて、 特別なアイテム をTeton Bros.に制作してもらいました。

生地使いはそのまま、より長いシーズン、より幅広いシーンで活躍できるようスリーブレスのベストタイプをチョイス。

ネックは浅すぎず深すぎずのクルー仕様でレイヤリング時もスッキリおさまります。  

カラーはインラインと同じくグリーンとブラウンの2色展開。

 

フロントはジップではなくスナップボタンの使用。

ジップとは異なり部分的な開放も可能なので、細かく温度調整が可能です。

また、外した際はスナップの重みでダラんと垂れないように裏側からテープを貼って綺麗に立ち上がるように仕上げています。  

サイドと裾周りはストレッチ素材に切り替えることでフィット感を高める立体的なつくり。

 

裾のサイドにはスピンドル付きで引っ張ることで下からの冷気の侵入を防いでくれます。  

アームホールはある程度広く取られているため、ベースレイヤーだけでなく肉厚なものの上からも重ね着がしやすいバランスになっています。

 

サイズ感

気になるサイズ感ですがキツすぎずゆるすぎずの絶妙な塩梅。

身長175センチ体重65kg(最近ちょっとやせました…)でMサイズを着用しています。  

ちなみにサイズスペックはこんな感じ。

 

XS S M L XL
着丈 63 65 67 70 73
肩幅 41.5 42.5 44.5 46.5 47.5
身幅 44.5 46 48.5 50.5 53

※平置きで計測のため参考値程度

 

冬用のベースレイヤーの上から着用してみましたが、突っ張る感じはもちろんなくストレスフリーな着心地でした。

肩幅はやや大きめに感じたのと胴部分は絞りのないボックス型に近いシルエットなので、アウトドアウェアにありがちなピタッとしたストイックなフィッティングが苦手な方には非常にオススメです。  

 

ゆるゆるという感じでは決してないので、基本的にはいつもと同じサイズを選んでいただければ問題なしかと思います!  

 

こんな人・シーンにオススメ

今季のTeton Bros.で展開しているOcta®製品で比較すると、ややカジュアルなシーンでの着用イメージが強いOcta Wool Highloftですが、ベスト型でより軽量になることと、ある程度体にフィットするシルエットに調整したことで、他のモデルよりもさらにアクティブなシチュエーションでの活躍の幅が広がったように感じます。

 

  • 秋冬の山行、冬のランニングでのアクティブインサレーションとして
  • 冬のランニング
  • 夏山の保温着

 

といった幅広いシーズンで活躍すること間違いなし。

体幹部分だけを温めてくれるかつスナップボタンで温度調整も容易なので、暑がりな方や強度高くガシガシ進みたいという方にもオススメです!

 

まとめ

今回ご紹介した「Octa Wool Highloft」を使用したTeton Bros.のアイテムは、保温性、吸汗速乾性、動きやすさを兼ね備えたハイブリッド素材として、多くのシーンで活躍します。

秋冬の登山や寒い季節のランニング、またデイリーユースにもおすすめです。特にSTRIDE別注のベストは、手軽に体温調整ができ、カジュアルにもアクティブにも対応可能です。

寒さが増すこれからの季節、ぜひ「Octa Wool Highloft」で快適なアウトドア体験をお楽しみください!