登山やトレイルランニング、ファストハイクなどのアクティビティにおいて、UL(ウルトラライト)防水シェルは欠かせない装備のひとつです。
しかし「軽いレインウェアを選べば間違いない」というわけではありません。
軽さは確かに大きなメリットですが、軽量=薄い素材でもあるため、耐久性やプロテクション性能に影響する場合もあります。
特に標高2000mを超える山域や森林限界を越える環境では、急な天候変化によって強い雨風にさらされることもあり、装備選びは安全性にも関わってきます。
そのため、ULレインシェルを選ぶ際は軽さだけでなく、防水性・耐久性・防風性・収納サイズなどのバランスを理解して選ぶことが重要です。
今回は STRIDE LAB ONLINEで取り扱いしている以下の4モデルを対象に、
・軽さ
・防水性
・耐久性
・防風性
・パックサイズ
という5つのポイントからUL防水シェルを比較していきます。
それぞれの特徴を比較しながら、自分のアクティビティや使用環境に合ったUL防水シェル選びの参考にしていただければ幸いです。


Phantom Jacket
今回紹介している4モデルの中で、公式スペック上もっとも軽量なレインジャケットです。7デニールという極薄の生地に2.5層のPertex Shieldを採用し、非常に軽くコンパクトに収納できるのが特徴。フード裏のポケットに本体を収納できるパッカブル仕様になっており、携行性の高さも魅力です。
ポケットやシームテープを省き、とにかく軽さと機動性を重視したミニマルな設計。そのため、数時間程度の雨風には対応できますが、強い雨風の中での長時間使用にはあまり向いていません。
「できるだけ軽くしたい」「装備をコンパクトにまとめたい」という方には、トレイルランニングやファストパッキングにぴったりの一着です。



Typhon Phantom Fast Jacket
透湿性・伸縮性・着心地を高いレベルでバランスさせ、耐水圧50,000mm、透湿性60,000g/m²/24hという非常に高いスペックを持ちながら、Mサイズ132gとウィンドシェル並みの軽さを実現しています。表地には7D×12Dのナイロン平織り生地、裏地には7Dのナイロンニットを使用した極薄の3レイヤー構造を採用。
さらに、同シリーズのトレックモデルに備わるハンドポケットや裾のコードロックを省くことで、約30gの軽量化が図られています。シームテープの処理も含め、軽量化へのこだわりが感じられる一着です。
ただし、これだけ薄く軽い素材のため、耐久性とのバランスを理解して使うことが大切。装備をできるだけ軽くしたいトレイルランニングやファストハイクなどで、攻めたい方向けのシェルと言えるでしょう。

Typhon シリーズ




Feather Rain Jacket
今回ご紹介している4モデルの中では最軽量というわけではありませんが、200gを切るTeton Bros.のレインシェルの中では最も軽いモデルです。
防水性・透湿性ともに十分なスペックを備えており、特に注目したいのが「Stretch Cordura Super Durable 3L」素材。20万回以上の摩擦試験をクリアしており、岩や枝に擦れやすい環境でも破れにくいタフさがあります。軽量でありながら、安心して使える耐久性を持っているのが大きな特徴です。また、日本ブランドということもありサイズ感がイメージしやすいのもポイント。
「軽さは大事だけど、耐久性も気になる」という方には特におすすめの一着です。

Feather Rain シリーズ




Storm Racer Jacket
軽さと耐久性のバランスが良く、トレイルランニングのような動きの多いアクティビティにも対応するレインジャケット。軽量モデルでありながら安心して使えるタフさを備えているのが特徴です。
素材には、patagonia独自の防水透湿素材H2No®を採用した3レイヤー構造を使用。裏地には通気性に優れたトリコット素材が使われており、高い透湿性とやわらかな肌触りを両立しています。半袖の上から羽織ってもベタつきにくく、行動中でも快適な着心地です。
また、胸ポケットに本体を収納できるパッカブル仕様で携行性も十分。軽さだけでなく着心地や耐久性も重視したい方にとって、バランスの良い一着と言えるでしょう。

Storm Racer シリーズ


その他の特集
----------------------------------------------































