ALTRAの代表作である『LONE PEAK』がフルモデルチェンジ。
全米でもトレイルシューズではNo.1をとるローンピーク
その特徴はなんと言ってもストレスのない履き心地
ハイカー、トレイルランニング初心者、100km以上走る上級者に至るまで、愛され続けているシューズです。
ALTRAのトレイルシューズの中ではちょうど中間のモデルです。
クッションの厚みも、グリップの強さも、重さにおいても、その全てが『ちょうどいい』
そんなシューズです。
足幅が広めな方向けのワイドモデルが今季から追加されました。
インソールベースの足幅が7〜8mm程度通常モデルと違います。
仕様
重量:(305g 27.5cm実測)
スタックハイト:25mm
ミッドソール:ALTRA EGO
アウトソール:MAXTRAC
前作も大ヒットした『LONE PEAK4.5』からの変更点は以下の通りです。
1、つま先の補強
ロードシューズでは剥がれないのにトレイルシューズで剥がれてしまうことがある『つま先』部分の接着ですが、今回はその接着に加えてソールのラバー部分を直接縫い込んでいます。
2、ミッドソールの素材
これまでEVAというクッション性に富んだ素材を使用していましたが、ALTRA EGOというウレタン系の素材に変更になりました。ヘタレにくく、少し反発性のある感覚が得られます。
3、アウトソールのパターン変更
わずかな差に見えますが、ラグが浅くなった分アスファルトを走った際の地面への引っ掛かり感が軽減されています。また、グリップ性能についてはコンパウンドの調整等で大きな差を感じないくらいに仕上がっています。
4、見た目及びアッパー等
LONE PEAK4.5にあったローンピークらしい山のデザインがシンプルになったことで、履きやすくなる方は多いのではないでしょうか。長年愛用している方は思い出すかと思いますが、名作と謳われていたローンピーク2.5の時のようなシンプルなデザインになっています。(好みの問題ではありますが)
アッパーに関しては多少の変更はあるものの大きな変更はありません。
シュータンと呼ばれる足の甲を包む部分については、やや厚みが出たように感じます。優しい感触が得られます。また、アメリカにおいても日本においても大人気のローンピークはレース会場でも取り違いで紛失してしまう方がいたために採用されたシリアルナンバースペースですが、こちらは今回はなくなっています。
5、ヒールカップ
ヒールカップの角度がやや緩やかになりました。前作のモデルはシューズのカカトの作りとしてはかなり鋭く、それでいて絶妙なフィット感で靴ひもを結ばなくても走り出せるくらいのホールド力があり、とっても好評でした。ただ極一部の方には少しカカトに当たってしまう方もいたためでしょうか、やや緩やかになりましたが、それでも十分すぎるフィット感が得られています。
靴の脱ぎはきに便利なフィンガーホールは2つから1つに変更になっています。
6、サイズ感
◇サイズ感
通常よりもかなり大きめです。
インソールベースの足幅が7〜8mm程度通常モデルと違います。足幅が広めな方であれば従来のALTRAシューズより1.0cmほど小さいサイズを選ぶといいと思われます。いつもは中足部が狭くて履けないお客様にもオススメです。