朝、靴を履いて家を出る。
私たちは毎日、当たり前のようにシューズに身を委ねて歩いています。
けれどその一歩一歩で、足本来の感覚や動きは、どれほど活かされているでしょうか。
クッションに守られ、形に矯正されることで、知らず知らずのうちに足は「使われなく」なっているのかもしれません。
足本来の機能を取り戻す、という選択。
シューズは足を守り、暮らしを快適にするためのギア。
その役割を見つめ直し、裸足で歩くような自然な感覚を大切にしたのがベアフットシューズです。
ゼロドロップ構造、ワイドトゥボックス、柔軟で地面からの情報を捉えられるソール。
足指が自由に動き、地面を感じながら歩くことで、自然な歩行と身体のバランスをサポートします。
本特集では、日常にも取り入れやすい
LEMS / BLUSUN / SKINNERS / GROUNDIES
4ブランドのおすすめモデルを比較・紹介。
「歩く」という行為を、もう一度、自分の感覚に取り戻す。
そんな一足と出会うための入り口として、ご覧ください。


Chillum
Chillum は、自然な足運びはそのままに、10mmのスタックハイトというベアフットシューズとしては厚みのあるソールとソフトな足あたりで、初めての一足にも安心感をもたらします。ローテクスニーカーの佇まいに、ワイドトゥボックスとゼロドロップ設計を融合。軽量なIBRアウトソールが、日常から旅先まで快適に支えます。


BLSN-200
上質なレザースニーカーの佇まいに、限りなくナチュラルな履き心地を融合。ジャーマントレーナーのデザインを“ベアフット”へと再構築した、新感覚の一足です。今回紹介するモデルの中でも最薄となる 4mm+1mmトレッド が、地面の情報を的確に足裏へ伝達。クセのないシルエットと高い屈曲性が、日常の歩行を軽やかに整えます。


Allrounder
堅牢な見た目に反して、歩く時の足の自然な動きを妨げない柔軟なソール。都会的で洗練されたルックスと、アウトドア由来のアクティビティ性能を両立しています。レザーとメッシュの異素材をワントーンでまとめ、シーンを選ばず快適に履きこなせます。


Palermo+
ビジネスから週末まで幅広く活躍するデザインのGROUNDIES定番モデル。ポルトガルの伝統的な靴工場で生産されているこのモデルは、柔らかな牛革アッパーとローカットデザインが、軽快でストレスのない履き心地を実現しています。
フットウェア デイリー&トラベル
シューズの選び方 Q&A
他のシューズから履き替える際に意識したいのは、ゼロドロップ構造と薄底の感覚に、少しずつ身体を慣らしていくことです。
多くの方は、長年かかとの高いシューズに慣れた状態で生活しています。
そのため、かかととつま先の高さが同じゼロドロップのシューズを履くと、これまであまり使ってこなかった足裏やふくらはぎ、足首まわりの筋肉が働くようになります。
最初から長時間歩いたり、距離を伸ばしたりせず、短時間・短距離から少しずつ取り入れることが大切です。
日常の散歩や通勤など、無理のないシーンで徐々に慣らしていくことで、自然な歩行感覚を安全に楽しんでいただけます。
素足を実測した際の踵からつま先までの長さに対して、 +1.3cm のサイズのシューズを選ぶことを推奨しています。
例えば、実測値が 25.0cm の場合、+1.3cm の余裕をもたせたサイズは 26.3cm となり、この場合に適切なシューズサイズは 26.5cm となります。
素材によってお手入れ方法が異なりますので、以下を目安にケアしてください。
スエード・ヌバックの場合
スエードやヌバックはデリケートな素材のため、洗濯機の使用は避けてください。
日常のお手入れは、柔らかい毛のブラシでやさしくブラッシングし、汚れを溜めないことが大切です。
汚れが落ちにくい場合は、スエード専用クリーナーの使用がおすすめ。
ブラシを軽く湿らせ、靴全体を濡らしすぎないよう注意しながら、泡立ててなじませます。
クリーナーはペーパータオルで拭き取り、直射日光や熱源を避けて常温で自然乾燥させてください。
乾燥後は、防水スプレーで仕上げることで、撥水性が回復し汚れも付きにくくなります。
レザーの場合
レザーシューズも熱による乾燥は厳禁です。
まずは自然乾燥させ、乾いた後にブラシで汚れを落とします。
落ちにくい汚れは、ぬるま湯で湿らせた布でやさしく拭き取ってください。
その後、天然成分のレザーワックスを手や指で薄く塗り込み、革に栄養を与えます。
一晩置いてから乾いた布で磨くと、自然な艶が生まれます。
仕上げに防水スプレーや撥水剤を使うことで、水や汚れを弾きやすくなります。
(※完全防水ではありません)。
そのほか素材やモデルごとのお手入れについては、「お問い合わせ」よりお気軽にご相談ください。




























