こんにちは!ストライドラボ多摩のジュンさんです。
10月18日(日)〜19日(月)、一泊二日で北アルプスの蝶ヶ岳へテント泊登山に行ってきました。
山行はなんと二年ぶり。
今回の目的は、目の前に遮るものなく広がる、槍ヶ岳・穂高連峰の大パノラマ!を見に行くこと!
蝶ヶ岳の山頂や稜線からは、梓川の谷を挟んで、槍ヶ岳から穂高連峰へと続く壮大な山並みを眺めることができます。
今回は三股登山口から蝶ヶ岳へ登り、蝶ヶ岳ヒュッテのテント場で一泊、翌朝は常念岳へ縦走し、三股登山口へ戻る周回ルートを計画しました。
果たして、念願の絶景に出会えたのでしょうか?

蝶ヶ岳ってどんな山?
蝶ヶ岳は、標高2,677mの北アルプスの山。
北アルプスの中では比較的、岩場などの技術的に難しい箇所が少なく、登山道も整備されているので北アルプス入門の山としても人気があります。
そして、何といっても最大の魅力は、山頂や稜線から望む槍ヶ岳・穂高連峰の大パノラマ。
北アルプスを代表する山々が目の前に広がる景色は、蝶ヶ岳ならではの絶景です。
ただし、標高2,000mを超える山。天候の急変や強風、低温には十分な注意が必要です。

いざ、三股登山口から登山スタート!
前日、店舗閉店後にストライドラボ多摩店を出発。
安曇野の宿で一泊し、翌朝、三股登山口へ向かいました。
登山開始は朝7時過ぎ。
天気は晴れ。風もなく、登山者も少なめで、山はとても静かです。
川の流れる音、風に揺れる木々の音。
普段はトレイルランニング並みのペースで登ることも多いのですが、今回はあえてゆっくり。
気温は12〜13℃くらいでしょうか。ロングスリーブにロングパンツというスタイルで、歩き始めるにはちょうどいい気候でした。
汗をかきすぎないペースで、一歩一歩。
たまにはペースを落として、景色を眺めたり、周りの音に耳を傾けたりしながら歩くのもいいですね。
紅葉は少し終わりかけていましたが、秋の山らしい静かな雰囲気を楽しめました。


そして、歩き始めて30分ほどで、このルートの名物「ゴジラみたいな木」に到着!
思わず足を止めてしまう、迫力のある木です。

登山道は序盤こそ比較的歩きやすいものの、後半は急登が続き、木の階段も多くなってきます。

途中、翌日に目指す予定の常念岳も姿を現します。

基本的には樹林帯を歩く時間が長いルートですが、山頂が近づくにつれて、少しずつ視界が開けてきます。

そして、12時半ごろ、蝶ヶ岳の山頂に到着!
見えた!槍ヶ岳・穂高連峰の大パノラマ
山頂に出た瞬間、目の前に広がったのは……。
念願の、槍ヶ岳・穂高連峰の大パノラマ!これが見たかったんです!



槍ヶ岳から穂高連峰へと連なる山々が、遮るものなく目の前に広がります。
写真や映像で見る景色も素晴らしいですが、実際にその場に立って眺める景色は、やっぱり格別ですね。
ただ、この日の蝶ヶ岳山頂は台風の影響か、風が強い!
絶景を楽しみながらも、秋の高山の厳しさを感じます。
山頂からの景色を十分に堪能したら、蝶ヶ岳ヒュッテへ。
山小屋ではちょっと珍しい(?)カルボナーラがあります。

そして、山頂でビールで乾杯!
山頂での一杯。これが至福のひとときですね。
目の前には、いつまでも眺めていたくなる槍ヶ岳・穂高連峰の大パノラマ。
絶景を楽しみながらのビール、これが最高の楽しみです。


テント泊の楽しみ。そして、風の強い夜
夜になると、空には満天の星。
街中ではなかなか見ることのできない、きれいな星空を楽しめました。

ただし、夜は風が強く、テントの外では轟音が鳴り響きます。
気温も氷点下まで下がり、秋の山の厳しさを感じる夜となりました。
そんな中で頼りになったのが、今回使用したNEMOのシュラフとマット。

シュラフの中は暖かく、マットの寝心地も最高。外の厳しい環境とは対照的に、テントの中では快適に過ごすことができました。
山では、しっかり眠れることも大切な装備の性能のひとつですね。
翌日の行動に備えて、早めに就寝しました。

翌朝、常念岳への縦走は断念
翌朝は午前3時半に起床。
ところが、外は強風と寒さ。
当初は蝶ヶ岳から常念岳へ縦走する予定でしたが、このコンディションで無理をするのは危険…今回は常念岳への縦走を断念することにしました。

もう一度シュラフに潜り込み、少し休んでから下山することに。
予定していたルートを歩けないのは残念ですが、山では安全が最優先。
天候や自分のコンディションを見極めて、無理をしないことも登山の大切な判断です。
朝7時過ぎ、下山開始。
山頂から少し下ると、小雨もおさまり、風も少しずつ弱まってきました。
雲の隙間からは青空ものぞきます。

最後まで天候に振り回される山行となりましたが、無事に下山することができました。
次回は、ぜひ常念岳まで縦走したいですね!
今回使ってみたNEMOのテント泊ギア
今回の山行では、バックパック、シュラフ、スリーピングマットにNEMOのギアを使用しました。
実際に山で使ってみて感じた、それぞれの魅力を少しご紹介しますね。

① バックパック|NEMO Persist Men's 45L 背負い心地と使い勝手にこだわった、テント泊向けバックパック。
容量45LのPersistは、テントやシュラフ、マットなどを持ち運ぶテント泊登山に使いやすいモデルです。
特徴は、荷物の出し入れがしやすいサイドジッパーや、取り外し可能なトップリッド。ショルダーハーネスやヒップベルトにも収納スペースがあり、行動中に使う小物や補給食などを取り出しやすい設計です。
背面には、汗を外へ逃がすことを考えたDryWing構造を採用。荷物を背負って長時間歩く登山で、背負い心地にも配慮されています。
今回、特に良さを感じたのが背負い心地です。腰のバックルタイプのベルトがしっかりしていて、腰骨の上にザックを安定して乗せられる感覚があって、荷物の重さが腰まわりにうまく分散され、肩のショルダーハーネスに重さを感じにくい。長時間背負っていても楽に感じられました。
ザック自体は1.68kg、実際に背負うと、その重さをあまり感じさせないのが印象的でした。
テント泊はどうしても荷物が多くなります。だからこそ、容量や重量だけでなく、荷物を入れた状態での背負い心地やバランスが重要。長い距離を歩くうえで、大きなメリットを感じたバックパックでした。

② シュラフ|NEMO Coda 10/20 Regular 軽量性と保温性、快適な寝心地を追求したダウンシュラフ。
今回の山行では、シュラフの保温性をしっかり実感できました。
Coda 10/20は、800フィルパワーの撥水加工ダウンを使用したモデル。コンパクトに収納でき、荷物をできるだけまとめたいテント泊登山に適しています。
夜は強風が吹き、気温も氷点下まで下がるコンディション。秋の山の厳しさを感じる夜でしたが、シュラフの中は暖かく、快適に眠ることができました。
外の寒さを気にせず、しっかり休める安心感。
山で十分な睡眠をとることは、翌日の行動にもつながる大切なポイント。
軽量性や収納性も気になるところですが、やはり寒い夜に安心して眠れることは大きな魅力。
今回の経験を通して、シュラフ選びでは、実際に使用する季節や想定される気温に合った保温性がいかに重要かを改めて感じました。

③ スリーピングマット|NEMO Eclipse All-Season Regular 厚さ約10cm、山の夜の快適性を支えるエアマット。
Eclipse All-Seasonの特徴は、約10cmの厚みとR値6.2の高い断熱性能。
マットで印象的だったのは、寝心地の良さと安定感です。
空気の量を調整することで、自分にとってちょうどいい柔らかさにセッティングできました。
柔らかすぎず、硬すぎず、体をしっかり支えてくれる感覚があり、安定して休むことができました。
テント泊では、地面の硬さや凹凸によって寝心地が大きく変わります。
マットは厚みだけでなく、自分に合った硬さに調整できることも、快適な睡眠には大切ですね。
今回は気温が氷点下まで下がる環境でしたが、シュラフと組み合わせることで、テントの中で快適に過ごすことができました。


山で快適に過ごすための装備選び
今回の山行で改めて感じたのは、テント泊の装備は、スペックや重量だけではわからないということ。
バックパックは、荷物を背負ったときのバランス。
シュラフは、厳しい夜でも安心して眠れる保温性。
スリーピングマットは、自分に合った寝心地と安定感。
それぞれの役割が、山での快適さにつながっていました。
特に、夜は強風が吹き、氷点下まで冷え込む環境だったからこそ、安心して休める装備の大切さを実感しました。
これからテント泊登山に挑戦する方や、装備の見直しを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ストライドラボ多摩店では、ランニングシューズだけでなく、山を楽しむためのアイテムについてもご相談ください!

次の山行は来年かな?
二年ぶりの山行となった今回の蝶ヶ岳。
槍ヶ岳・穂高連峰の大パノラマを見ることができ、テント泊の楽しさも改めて感じることができました。
常念岳への縦走はお預けとなりましたが、それもまた山。
安全第一で、次の機会に取っておきたいと思います。
さて、次の山行は来年かな?

今年はまだ「サブエガチャレンジ」も続いているので、こちらにも集中してトレーニングを積んでいきます!
山もランニングも、そしてトライアスロンもまだまだチャレンジは続きます。引き続き応援よろしくお願いします!
それでは、また次のジュン山歩で!